作品概要

今年81才になる国際的オペラ歌手岡村喬生。1950年代に渡欧し世界を舞台に活躍。近年はプッチーニの「蝶々夫人」中にある日本誤認の改訂に力を注ぐ。オペラへの深い愛を背景に、日本文化の誇りを取り戻そうと、オペラ宗主国イタリアに挑む岡村の姿を描いた感動のオペラドキュメンタリー!!

監督:飯塚俊男/撮影:髙尾 隆/構成・編集:鍋島 惇/製作:アムール+パンドラ
上映時間:88分

プロフィール
岡村喬生 おかむら たかお 1931年東京生まれ
声が大きいのを見込まれ大学でグリークラブに誘われたことをきっかけに歌の道に。大学卒業後、イタリアに渡りオペラ歌手として本格的修業に入る。1960年、戦後わずか15年という時期に、ヴィオッティ(イタリア)国際音楽コンクール声楽部門で金賞、トゥールーズ(フランス)国際声楽コンクールの第一位になる。1966年、リンツ(オーストリア)市立歌劇場と専属契約。以後、ケルン、キール(いずれもドイツ)の歌劇場をはじめ、ヨーロッパ各地のコンサートやオペラで20年間活躍して、1979年に帰国。以後は、オペラやクラシックのみならず、ミュージカルなどにも出演。またNPOみんなのオペラを主宰し、山本周五郎原作によるオリジナルオペラの創出をはじめ、オペラの大衆化に努め、近年はプッチーニの『蝶々夫人』中の日本理解をただすことに力を注いでいる。その格闘の記録『蝶々夫人は悲劇ではない~オペラ歌手岡村喬生80歳イタリアへの挑戦』が2011年秋、NHKで放映され話題となった。また、日伊音楽協会会長、日本点字図書館チャリティコンサート音楽監督などを務め、日本とヨーロッパの音楽を通しての国際交流にも尽力している。2011年第41回プッチーニ賞受賞。日本人演出家として初の快挙である。文部大臣表彰(国際文化交流貢献)。早大芸術功労者。著書に「ヒゲのオタマジャクシ世界を泳ぐ」(新潮社)「歌うオタマジャクシ世界奮泳記」(東京新聞社)「三つの頑張らない人生」(近代文芸社)など。

監督プロフィール
飯塚俊男 いいづか としお
1947年群馬県前橋市に生まれる。
東北大学法学部在学中から、小川紳介監督が主宰する小川プロダクションに所属して、
ドキュメンタリー映画の道に入り、三里塚シリーズにスタッフとして参加。「ニッポン国古屋敷村」(82年)と「1000年刻みの日時計」(87年)で助監督。1991年独立。
「プッチーニに挑む~岡村喬生のオペラ人生」には5年がかりで取り組んでいる。

フィルモグラフィ
1991年「映画の都」(初監督作品・山形国際ドキュメンタリー映画祭立ち上げを記録)
1992年「小さな羽音」文化庁優秀映画作品賞・キネマ旬報文化映画第1位他受賞
1994年 自らの製作プロダクションとしてアムールを設立
1995年「木と土の王国」(縄文映画3部作の第1作)で科学技術庁長官賞他受賞
1996年「一万年王国」(縄文映画第2作)
1998年「縄文うるしの世界」(縄文映画第3作)
2000年 新潟県立歴史博物館縄文展示映像
2002年「菅江真澄の旅」(紀伊國屋書店の文化映像)
2004年「稲と環境」(紀伊國屋書店の文化映像)
2006年「伊勢神宮」(紀伊國屋書店の文化映像)
2006年「サッちゃん 作曲家大中恩の世界」(紀伊國屋書店の文化映像/制作)
2007年「映画の都 ふたたび」
2009年「湯の里 ひじおり 学校のある最後の1年」(プロデュース作品)
2010年「街のひかり」(映画美学校生とのコラボ作品)
2011年「蝶々夫人は悲劇ではない」(NHK番組/制作統括)


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by pandora-e | 2012-01-12 13:58 | 岡村喬生のオペラ人生

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